そんな私を見ながら彼はクスクス笑いながら



「じゃあ、決まりですね。行きましょ」



と言って、私の手を絡めて改札へと歩いた



電車で20分くらいで水族館に着いた



券を買いに行こうとする私に



「今日はオレが買いますね」



と言って、彼は入場券を2枚買った



いつもは私が払っている



だって、社会人の私が高校生に払わせるわけにはいかないから…



「はい。これが茅依さんの分」



彼は私の手に券を乗せた



私は少し見上げて彼と視線を交わすと「ありがとう」と言った



こういうのもアリ…かな