ピピピピ・・
目覚まし時計がなった。


あれからなんだか眠れなかった。
変な夢をみたから。

なぜか分からない。暗闇の中を泣きながら走ってる。
誰かを追いかけてる。


そんな夢を見た。
しかも、これもなぜか、るきあの事を思い出す。
気になってしまう。むかつくのに・・



また学校の支度をして家をでた。

ピロロロ・・
携帯がなった。

「えっっ・・また?」
ヒツウチだった。私は恐る恐る電話に出た。

やっぱり雑音だらけ。そこからはっきりと低い声が――――――――

「ヤれ」

怖い・・・怖くて涙が・・
特別きつい言葉をいわれたわけじゃないのに、
その声がやばいほど怖くて、憎しみのこもっている声だった。

電話を切った。こんなことで泣くな。

そう自分を励まして、家をでた。


鳥の鳴き声がうなり声に聞こえる。
怯えてる??そんな感じ




その時________________


「うっ・・・・」
体が急に痛くなった。しびれが走る。
汗が・・・



私はそのまま倒れた。
少しだけ覚えていること。それは________


誰かに運ばれているということ・・・・