「じゃあさっ、一緒に学校いこうよっ!」
ぱあっと笑顔を俺にみせ、ニッコリ微笑んだ。
「でも煙草かいにいきてぇし、もう少しゆっくりしたいから」
「たっ…煙草!?」
あー、めんどくせ。
「駄目だよっ!未成年でしょ…これから、あたしが禁止令をだします!」
「はぁ…?お前に出されても関係ねぇよ」
「あーるーのっ。言ったでしょう?クラスを、学校を変えてみせるってね…♪」
堂々とした顔つきになった。
「やれるもんならやってみろよ?俺は、まけるつもりねぇよ?」
ニヤっと俺は笑って、如月の髪を少し掬った。
「っ!?///」
ほらな。
思ったとおり。
また真っ赤になって黙る。
こいつは俺にかてねぇんだよ。