そよ風(?)にふかれながら、あたしたちは丁度校門のところまできた。





「…さみ」
「う、うん…何か今日は、いつにもまして風がつめたいんだって…u」


ふぅん、と相槌をうってから、無言になった。







き、きまづっ
「あの「寒い?」

へ!?
「あ…うん。まぁ…」

きょとん、としながらも一応答える。




「…まってろ」
「へ…?」


急いで千尋は走っていってしまった。
何処行くんだろ…?




もしかして、あたしを置いて帰ったとか…っ!?
それはないよなぁ…?

千尋、根は優しいし…