「コラ。いらねぇの?」

俺は軽く、こつんと愛沙にでこピンした。


「へ?あっ…いるいる!あの、ありがとうッ」
「あー…別に。」






「…嬉しい?」
…なんでこんなこときいてんだろ。





「すっごい…すっごい嬉しいよッ!」
ニッコリと嘘のないような笑みをいきなり見せられたから。


不覚にも俺は照れた。
「あ、っそ//」





「お礼、しなきゃね♪」
「は?しなくていいけど。俺が好き好んであげただけだし。」





「そんなわけにもいかないよっ。」
「じゃあ、お礼ってなにしてくれんの?」


じゅーすかってくれるとか?