拓馬は、無作為にただただ道を歩いていた。
「自分で言ったものの……これから、どうしよう……」
とにかく、わかっていることは、ルイかルカ、どちらかが敵でとちらかが味方だということだ。
つまり、どちらかを倒せばこのゲームは終わるはずだ。
かと言って、両方を倒してみることはしたくない。
それはつまり、何の罪もない味方までも倒してしまうと言うことだ。
それに、一章のときのように、味方と戦って相当なダメージを受けたあと、狙われたらおしまいだ。
しかも、相手はルイとルカ。両方、拓馬一人の力で倒せるとも思えない。
やはり、本当の味方を仲間にして、敵の方を倒すしかない……。
拓馬に一章の罠が蘇る。
一章では、ルカがモノマネで、ルイが味方だった。
最終的にルイがアークデーモンだったが、あのモノマネの一件で、拓馬にはどうしてもルイを信じて、ルカを敵と本能的に判断しようとしてしまう。これは、トラウマと言うのだろうか。
だが、本能に従うこともできない。その拓馬の本能的に察知したことこそ、ゲーム側の罠かもしれない。
1章でルカを敵のイメージで存在させたのは、ルイを信じさせるための罠……?
ダメだ……わかんねぇ……。
やはり、考えてもわからない。
そうなると、拓馬のとる行動は一つ。
どちらかとしばらく行動を共にして、もっと探りをいれてみる。
もちろん、危険なことはわかっている。だが、わからないままではいつまで経ってもクリアできない。
少なくとも、どちらが敵であってもすぐに拓馬を殺すわけではない。
時間はある……。
「自分で言ったものの……これから、どうしよう……」
とにかく、わかっていることは、ルイかルカ、どちらかが敵でとちらかが味方だということだ。
つまり、どちらかを倒せばこのゲームは終わるはずだ。
かと言って、両方を倒してみることはしたくない。
それはつまり、何の罪もない味方までも倒してしまうと言うことだ。
それに、一章のときのように、味方と戦って相当なダメージを受けたあと、狙われたらおしまいだ。
しかも、相手はルイとルカ。両方、拓馬一人の力で倒せるとも思えない。
やはり、本当の味方を仲間にして、敵の方を倒すしかない……。
拓馬に一章の罠が蘇る。
一章では、ルカがモノマネで、ルイが味方だった。
最終的にルイがアークデーモンだったが、あのモノマネの一件で、拓馬にはどうしてもルイを信じて、ルカを敵と本能的に判断しようとしてしまう。これは、トラウマと言うのだろうか。
だが、本能に従うこともできない。その拓馬の本能的に察知したことこそ、ゲーム側の罠かもしれない。
1章でルカを敵のイメージで存在させたのは、ルイを信じさせるための罠……?
ダメだ……わかんねぇ……。
やはり、考えてもわからない。
そうなると、拓馬のとる行動は一つ。
どちらかとしばらく行動を共にして、もっと探りをいれてみる。
もちろん、危険なことはわかっている。だが、わからないままではいつまで経ってもクリアできない。
少なくとも、どちらが敵であってもすぐに拓馬を殺すわけではない。
時間はある……。