今日からリハビリだ。

でも、、陸は最悪の状態だ。。

肩ではなく、心の方だ…
今まで手の出したことの無いタバコまで…

「陸リハビリ行こうよ!!!」
 
「やだ。俺はずっと瑞季と居たい。」

「陸が・・ヒクッ…野球捨てて言った言葉なんて…」

あたしの頬には涙がながれていた。


「今の陸、陸じゃない!!」


―陸―
「今の陸、陸じゃない!!」

まったくわからねぇーーー


そりゃそうだろう。
生まれてから一人も彼女を作ったことののない陸にはわからないだろう。

俺はただリハビリに行かなかっただけじゃないか…
瑞季は俺のことをそんなに心配してくれるのか??



俺は瑞季の期待に応えられるほど大きい男じゃねぇ…