そして陸の大きくて丈夫な腕があたしの肩を包んでくれた。




『もう、お前なしじゃ生きてけねーからな…
これからもずっーと傍にいてやるから、なんでも一人で抱え込むなよ!!』




そう言った瞬間、陸とあたしの唇は重なった。








すごく温かくて…


すごく幸せで…


すごく愛しくて…





あたしの幸せな日々はここにあったんだ。






幸せは、すぐ近くにあるものなんだね...