あたしは、悠君のメアドを削除した。



もう、後戻りはできない。



あたしは、駿君と付き合う。



この事を、千鶴に教えよう。



千鶴の前で、思いっきり自慢してやるんだ!



あたしは、メールボックスを開いた。



<千鶴へ
ねぇ、聞いて!!あたし運命に人と出会っちゃった!!(嬉)
あたし、その人と付き合う事にしたの!
今度は、千鶴以上に幸せになってみせるからね!!>



送信。



千鶴からの返信が待ち遠しい。



すぐ、返事が来た。



<えーーーー!!まじですか!!?
やったじゃないですか!!
で、どんな男?かっこいい?>



返信フォーム。



<もう、そりゃあ。その人、うちの高校で、あたし達と隣のクラスなの!
いいでしょう♪>



送信。



<いいなぁ~。ねぇ、太一君と交換して?
なんて、ウソウソ!!
よかったね!!
応援するよ!!
じゃあ、また明日!!>