それは、とてもカッコイイ男子で、思わず、キュンとしてしまった。



「あ、うちの高校の制服だね。何年何組?」



「1年5組です・・・」



「まじで?俺は1年4組!隣だね!」



「ほ、本当?」



「あ、俺、中林駿!君は?」



「あたし、甲斐明日香。よろしくね?」



「よろしく♪♪!!」



あたしと駿君は、握手をした。



運命の出会い。



これ以外、当てはまる言葉がなかった。



「あ、これから一緒にふらつかない?」



「うん、いいよ☆★・・・あ、あそこのクレープ食べたい!」



「あっこのクレープ、まじうめぇんだぜ!」



あたし達は、思わず走り出してしまった。



並んでなかったけど。