ブツッ。



プープープー。



あたしは、携帯をゆっくりと耳から離す。



大変な事に。



智也が、こっちに来る。



復讐だよ。



あたし、殺されるかも。



それに、第④倉庫って・・・。



「あたし・・・帰るね」



「え?なんで?もうHR始まるよ?」



「それどころじゃない」



「え?」



ピリピリピリ



『非通知』



「もしもし」



「明日香さん?さっきはいきなり切って申し訳ありません。充電しなければならなかったもので・・・。何かいいたそうだったから。」



「だから、いけません!!迎えにも来ないでください。ハッキリ言って、迷惑なんです!だから、もうメールも電話もしてこないでください!!では!!」