「智也・・・?」



「誰?知り合い?えっ!お見合いって・・・」



「もちろん断った。だけど、なんで今更・・・復讐しに来たのかしら」



「ねぇ、明日香。気をつけなよ?近頃物騒だし・・・」



「お前が言うな!」



『責任とってもらえますか?』



『僕とチューしてくれたら』



『どんな顔で逢えるか、楽しみにしてますよ』



その言葉が、頭から離れない。



ピリピリピリピリ。



ビクッとあたしの体が震えた。



知らないアドレス・・・。



『明日香さん
智也です。
いつあえますかね?
話したい事が
あるんですよ。
聞いてもらえますか?
場所は、
久留米港の、
第④倉庫
で待ってますよ。』