「そっか・・・」



「うん・・・・」



相槌しか打てなくなってきた悠君とレミさん。



レミさんは、深緑のポニーテールの髪を、風になびかせた。



「レミの髪、いいにおいだね」



「そっかなぁ。でも、念入りにお手入れはしてるよ」



「何のシャンプー使ってるの?」



「内緒だよ」



「そっか。俺もそれ使おーかなって思ってた★」



「はて、男性に愛称のいいシャンプーなのでしょうか!」



悠君は、ワックスでツンツンにした髪を触った。



「あ、それじゃあ、無理か(笑)」



「ひでぇな。俺だってきちんとシャンプーしてるって」



「メンズ用のシャンプーな♪」



「まぁな~。」