「友美・・・」



「明日香?遅いよ。倒れたら大変だろ?」



「あ、ごめん」



あたしは、ぬいぐるみの入った箱を持って階段をのぼった。



「なにそれ、スティッチ?」



「うん、前の中学校の時の親友がくれたの」



「そっか」



「友美と逢ったら、駿君を紹介しないと!」