「いいよ」



あたしは、ニッコリ笑った。



♪ピリピリピリピリ♪



「明日香ちゃん、メールだぜ?どうする?」



「貸して?」



「ん」



駿君は、あたしの手の上に携帯を乗せた。



「あ、レミさんだ」



開く。



<明日香ちゃんへ
大丈夫?
最近、風邪が流行ってるからね。
昨日から様子変だったもんね。
今からお見舞いに行くね?
悠と。
レミより>



「何だって?」



「今からお見舞い来る見たい」



「悠も?」



「うん」