辛い・・。



駿君・・・。



駿君は、あたしに



「背中乗れよ」



「え?」



「いいから、乗れ!じゃなかったらお姫様抱っこするよ」



あたしは、言われるがままに、駿君の背中に乗った。



「ねぇ、あたし重くない?」



「だぁいじょうぶだって!」



駿君の背中は温かかった。



眠くなってきた。



あたしは、ゆっくり目の前の視界を閉ざしていく。