次の日。



「レミさん、おっはよぉ~♪」



誰よりも早く、真っ先に声をかけた。



「あ、おはよう、明日香ちゃん♪」



手を振ってくれた。



あたしは、遠くからだけど、大きく手を振った。



「おはよう、レミさん!」



背中をぽんっと押した。



・・あれ?



悠君は?



「悠ね、ブカツの朝練だってぇ」



寂しそうな顔でいう。



「そう・・・」



「明日香ちゃんこそ、駿君は?」



「うん、一緒に学校へ来るって事はないの!」



あたしは親指を立てた。