入ってくるとすぐに
逢沢は机のケーキを見つけた


パッと振り向いたかと思うと
目を輝かせて聞いてきた



「食べていい??」


「…いいけど」



皿とフォークを渡すと
早速ケーキを食べ始めた



パクッパクッパクッ



「おいし~!!」




幸せそうな顔をして
ケーキをほおばる




「それ一様、失敗作だからな」



「でも、すごくおいしいよ!!」




不覚ながらも
頬を赤く染めてしまった


褒められると
やっぱ照れるんだよ!!