わかってはいたが・・・

すでにみんなできあがっていた。


どこからどうみても
③おもしろい(野島さん判断)人だけに声がかかるという会合。

行った瞬間用意されたのは、焼酎。
お酒は強いつもりだが、今回ばかりは自信がない。
ザルのような杉田でさえ呆然としてる。


人数はざっと12.3人。
あまりに勝手な行動をそれぞれがしているので、
どこにどうなじんでいいかわからない。

入れ替わり立ち代わり、いろんな人が乾杯にくる。
歓迎はされているようだ。


1人の女性が声をかけてきた。

「ジャイアンツは好きですか?」

なわけがない。。

「嫌いです」

「そうですか。」

・・・。去っていった。



どのくらい焼酎を飲まされただろうか。

やっと野島さんが来てくれた。


「大島っち楽しんでる?」

「はい。すでに酔っ払いです。」

「今日は、大島っちにぜひ紹介したい人がいるのだよ。」

「???えっと・・・・???」
何を言い出すんだ・・・。
誰も紹介してなんて、お願いしていない。

「東京に友達いないって言ってたから、
ぜひぜひ友達になってあげてほしい子がいるのだよ。」


「さきーーーーーー!!!!!!」


ひょっこっと現れたのが、木川沙希。
そう、君だったんだ。