数日たってデートの日、私は６時３０分に起きて、鏡の前で服を着ていた。

「どれが似合うかな～？」

（一応デートだからオシャレした方が良いよね。）


結局私は、１番お気に入りのワンピースを着ることにした。

「理奈～。ご飯できたわよ～！」


「は～い。」


私はリビングに向かった。


「ねえお母さん。化粧品道具貸してくれない？」


私の言葉に母は、目を開いてた。


「急にどうしたの!?理奈化粧品に興味なかったじゃない！」


「まあそうなんだけど…」


（中学生の時は、ほとんど部活でオシャレする暇がなかったからな～。）


「さては、理奈。誰かとデート？」


「拓哉と遊園地で遊ぶだけだよ」


お試しで付き合っているとはいえ、母に言うと五月蝿くなるから私は言わないことにした。


お母さんは、１人で納得しいそいそと化粧品箱を開けて化粧品を私に貸してくれた。