「やっほー!愛子チャンだよね?」

「はいっ!!ちなみにこっちは、羽樺ですw」

Σ!なんか勝手に紹介された・・

「ぁ・・・ぇと・・よろしく(小声)」

と、柚希先輩という人の顔を見ずに一言。

「よろしく★ 俺、3年A組の、杉本柚希ね」

「ぁ、柚希先輩、また煙草吸ってたんですかー?」

と、愛子が聞いている。

「あははw ゴメンね。」

なんだ、柚希先輩という人は。

高校生のくせして、煙草に金髪・・・

あきらかに。『不良』

わたしは黙っていた。

すると、

「ねーねー、羽樺チャン、俺と付き合わない?」

Σ・・付き合う? わたしが・・この『不良』と?

「・・・・?いきなり冗談はやめてください」

そら、いきなり言われたら、普通こう答えるでしょ?w

「うん、わかった、じゃぁ・・・」

??なにか、唇に当たっている・・・。

そして目を開ければ自分の顔の目の前に

柚希先輩の顔。

・・・・わたしのFキスが、『不良』に奪われた。

「ッッ///あの!勝手にやめてください!!」

きっと顔が真っ赤なんだろうな。。わたし。

「ま、いいじゃん。俺の彼女だしw」

??かのじょ?聞いてないよ?そんなこと・・・

「はい?あたし、OKとも言ってませんよね?」

「うん。でも。もう俺の彼女に決まったんだ★」

なんだ、このさわやか笑顔・・。

「そんなっっ!」

あたしの反抗は無力だった。

「強制だよ?chu★」

またも、唇が重なる

「・・・んな!?勝手すぎます!」

本当に勝手だ。

「んぢゃぁ、また明日、迎えに行くね♪」

迎え?なんのこと?

って、あたしの幸せ、高校生活はどうなるの?

明日から、あの、『不良』はわたしの

『彼氏』??・・・意味がわからない。