「何?ヤキモチ?」
は!?
慌てて顔を見ると、メグは馬鹿にしたように笑った。
「そんなんじゃねぇし!!」
ってこれ。
ホントにさっきまで妬いてたみたいじゃんか。
オレは慌てて否定をする。
するとメグは微笑む。
くそ!
完全に中学生に遊ばれてる。
そう思ったオレはいい事を思いついて笑みを浮かべた。
「てか……お前こんなとこで遊んでていいの?」
「え?」
キョトンとしたメグ。
そんなメグを見てオレはニヤッと笑った。
「オレと同じ高校志望でしょー?受かんなかったらオレ、付き合わないかんねー?」
そう口にした瞬間。
メグはギョッとした。