闇に

引き込まれそうな自分がいるよ

甘い手招きに

身を委ねて

眠るように 堕ちていく


堕ちるスピードは

思うより早く

こんなんじゃ 奈落の底にでもすぐ

到達しそうなほどで

這い上がらないと と

思い直し 登る時は

途中で 挫折してしまいそうなくらい

ノロいんだ


それでも僕等は

一筋の光を求めて

登り続ける

そこに 約束はないけれど

きっと 何かがあると信じて

僕等は 這い上がる