−高校3年生の春



夢中になってた恋。


あなたが居て、毎朝の学校が楽しみで
仕方なかった。



いると思うだけで 乗りきれた。




その人が急に居なくなって 何か ぼーっとしてて…



あの自分はどこに行ったの?




突然の話だった。



引っ越すという話を聞いて、思いを伝えようとした。



「それ以上言ったら…俺、ここを離れ
られねえだろ?」



それが あの人の答えだった。




あれから約夏休みになった。