『あのぅ~』と聞く、お姉さんに、「すみません、もう少しなんで、ちょっと待って下さい」と真理が一喝。
お姉さん‥かわいそうに怖がってるし‥。
そんな事、お構いなしに真理は続けた。
「いい?時間がないから手短に言うわよ。北村さんは、ずっと、アンタの事が好きだったの!アンタ達は‥」
次第に辺りがざわつき始め、もう待てないと、痺れを切らしたお姉さん
『すみません、時間がないので、こちらへ来て下さい。』とお姉さんに連れて行かれるあたしの耳に聞こえてきた言葉は‥
「両想いなのよ!!だから、怖がらずに告白しちゃいなさいぃ~!!」