────けど、いいか…。


「静かだね…」


「はい…」



こんな自然でいっぱいの森でマイナスイオンを体いっぱいに浴びながら


北村さんと、こうして2人っきりでいられるんだも…




「もうすぐしたら着くね」


なんて言いながら
北村さんの少し後をついて歩く…。




こんな幸せ…



初めてかも──。