「もぉ!みんなの馬鹿ぁぁ!!」
会長は両手を胸にあて、馬鹿でかい乳を上下に揺らし体をくねくねさせながら走り去ってゆく。
舞台から消えた会長の残像が焼き付いて離れない。
こんな素晴らしい完成された人間は稀だろう。
本人が消えてもなおざわめく体育館は、もはや湿気でイライラする心を忘れていたようだった。
そんな中、俺の気持ちは誰よりも熱く、燃えていて、目がギラギラしているのが自分でもわかった
そうだ、みんな浮かれていろ。
その内に俺が学校を変えてやる!
都合よく訪れた政権交代は絶好のチャンス
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