優の寂しそうな顔に胸が痛くなる。


そうだよな。最近仕事が忙しくて、ゆっくり2人の時間を過ごせていない。


こいつはきっとまた1人でいろんなものを抱え込んでいるんだろうな。



「優..部屋で待ってて?2次会には行かないから。」


『えっ..いいよ。。同窓会なんでしょ?ゆっくり楽しんできて?』


だから、その上目遣いの潤んだ目が反則なんだって(苦笑)


「いいんだ。仲いい奴らとは、しょっちゅう会ってるし、どうせカラオケ行くはめになって〔歌って!〕ってせがまれるのがオチだから(笑)」


優の顔に少しだけ笑みが戻る。


「だから...待ってて?」


『・・・分かった。。でも無理して急いで帰ってこなくていいからね?俺は大丈夫だから。』優はそう言うといつものように微笑んだ。


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