――えーと、どうしよう。

 あの長い山道を下りきって。今はお母さんの車の助手席です。
 ちょっとなぁ……方法がなぁ……。

――うん、きっと痛いです。
 
 えーと、厳密に言えば痛いのは私じゃない。

――真理が痛いと思う。

 噂どおりなら私は気持ち良いと思うよ。

 カズちゃんが言ってきた元に戻る方法

『私と真理が一発ヤル』

……無理だ。