「ヤダヤダヤダ! やりかただって知らないもん! 無理! 絶対に無理!」

「やりかたは隼人くんに教わって……ね?」

申し訳なさそうな顔でそう言う真里。
いや、ね?って言われても……

(俺は別にかまわねーぜ?面白そうだし)

ニヤニヤ顔のまま隼人くんが賛成の意を唱える。
ちょ!アンタが構わなくても……私が恥ずかしい。
『穴があったら入りたい』って言うレベルじゃなくて、
本気で死ねるくらいに恥ずかしい!!!

――でも……試すしか道は残されてないのかな……?