ただでさえ惚れているカズちゃんにさらに惚れそうな自分を抑えて本来の目的を実行する。
すなわち、カズちゃんの意思確認だ。
まずは軽いジャブから――。
「ね、カズちゃん。ちょっと聞いていい?」
「なあに? かすみおねーちゃん」
小首を傾げる様子がまた愛らしい。
悶えそうになる自分を必死で抑えて質問を続ける。
「カズちゃんは……私のこと好き?」
本当は……確認するまでもないと思っている。
ここで返答に詰まられたりした日には私の心が完全に折れることだろう。
まあ、期待以上の答えが返ってきたわけだけど――。
「うん! いちばん好き! 誰よりも大好き!」
クッハーーーーーーーーーーーー!!!
良い答え!
この答えでだけで満足しそうな私――。
いや、いかんいかん。
こっからが本題だ。
カズちゃんにも分かるように説明しなきゃ。
「うん、私も大好きなんだ。それでね、私とカズちゃんが『元に戻る方法』なんだけどね。好きな人同士じゃないとできない方法なんだって」
「好きな人と……?」
「そう、好きな人同士じゃないとしちゃいけないの」
これは……まあ嘘じゃないだろう。
好きじゃない人ともすることもあるだろうけど……基本的には好きな人とすることだと思う。
さて……ここからが難しいんだよな。
――上手く説明できれば良いけど。
すなわち、カズちゃんの意思確認だ。
まずは軽いジャブから――。
「ね、カズちゃん。ちょっと聞いていい?」
「なあに? かすみおねーちゃん」
小首を傾げる様子がまた愛らしい。
悶えそうになる自分を必死で抑えて質問を続ける。
「カズちゃんは……私のこと好き?」
本当は……確認するまでもないと思っている。
ここで返答に詰まられたりした日には私の心が完全に折れることだろう。
まあ、期待以上の答えが返ってきたわけだけど――。
「うん! いちばん好き! 誰よりも大好き!」
クッハーーーーーーーーーーーー!!!
良い答え!
この答えでだけで満足しそうな私――。
いや、いかんいかん。
こっからが本題だ。
カズちゃんにも分かるように説明しなきゃ。
「うん、私も大好きなんだ。それでね、私とカズちゃんが『元に戻る方法』なんだけどね。好きな人同士じゃないとできない方法なんだって」
「好きな人と……?」
「そう、好きな人同士じゃないとしちゃいけないの」
これは……まあ嘘じゃないだろう。
好きじゃない人ともすることもあるだろうけど……基本的には好きな人とすることだと思う。
さて……ここからが難しいんだよな。
――上手く説明できれば良いけど。