バン!..



ドアのガラスに
赤い手が見えたのです。

バン!..バン!..


ガラスはみるみるうちに
真っ赤に染まっていき
ガラス越しに中を
見る事を出来なくなっていた


大和と美奈子は怖くなり
ドアから離れる事にした


大和『意味わかんねえよ!
俺がなんかしたのか!..』

美奈子『知らないよ!..』

2人はなすすべも無く
ドアから離れた所に立っている