モカが「何?」と怪訝な表情で聞いてきたけど、それに答えず、そのままベッドに押し倒した。


「ちょっと和泉君!?何してるの!?」

「もういいじゃん。サボってこのまま一緒にいよ?」

「えっ…!?ちょっと…ダ、ダメだって…!!」


モカはまた違う焦りを見せているが、気にしない。


首元に顔を埋めながら、その白い肌に唇を這わした。

瞬間、モカの身体がビクッと跳ねた。


「やっ…!!ま、待って…!!」

「いやだ」

「い、和泉君だって…講義、あるんでしょ…!?」

モカが焦った様子で起き上がろうとするが、それを押さえながら間近に見つめて柔らかな頬を撫でた。


「別にいい。それよりも、またモカが欲しくなった」

「なっ…!!」


こうして目の前にモカがいればやっぱり抑えられない。

真っ赤な顔で何も言えないでいるモカに笑いかけながら、そのまま深く口づけた。