「やっ…!!何してるの!?」

「……いいから、話して?聞いてるから」


いいからって、全然よくないよっ!!聞く気ないでしょ!?


どうにか離れようとバタバタ暴れてみたり、グイッと押し返してみたりするけど、和泉君はビクともしない。

私の抵抗なんてまるで効かないまま、和泉君はブラウスがはだけて露わになった肌に強く吸い付いてきた。

もしかして…!!


「ちょっと…!!やめて!!痕付けないで!!」

「……もう付けた」


顔を上げた和泉君がニヤリといたずらに笑った。