「おかえり~。ね、どうだった?」

「うん、頑張れそう」

帰ってきた途端、お母さんが心配した様子で訊ねてきた。



ほんと、いい人たちでよかったよ~。

純ちゃんも可愛いし、なんだか妹が出来たみたいで嬉しいなぁ。純ちゃんもお姉ちゃんが出来たみたいだと言ってくれた。

…お世辞でも嬉しい。


純ちゃんには、私より1つ上になるお兄ちゃんがいるらしい。でも、地方の大学に行ってるため実家にはいないそうだ。


よし、早速勉強の計画を立てちゃおう!純ちゃんの成績を落さないように頑張らなきゃ!

そう意気込んで2階へと上がり、自分の部屋にこもった。