私は何も言えないまま黙っていた。

「ヒデ!!おはよー」

知らない女の人たちが集まってきた

ヒデ?ヒデって誰?

もしかしてこの人の名前?

「よぉー今日寒いなー」

「じゃぁ私ゎこれで...先行くのでっ」

「あっおぃ!」

私は、これでもかっ!って程に全力で走った。

朝からこんなにも走ったのは....

初めてのような気がした。


それより...そのひとの名前はヒデ....

あの、女の人が言ってたから、間違いないと思うけど、

「ヒデ君かぁー」

「うんっ! 俺は、谷本秀。よろしくな^^」

えっ。

今の独り言聞こえてた.....?
てかいつの間に・・・・?
どっちにしろすっごい恥ずかしい...///

「・・・・・・よっよろしく。わっ私は今川美奈子・・・」

「おぅ。美奈子っ」

えっ...いきなり呼び捨てですか......

やっぱり、軽そうだな...