だって美和におつかいを頼んだら
必ず失敗するから。




間違えるだけじゃなくて
変なものしか買わないみたい。




「一度、フルーツオレが
熊カレーだったもんなぁ…」




1人で食堂に向かう途中、
次々に話かけられる。



まぁ、全部が

『美和ちゃんを
助けてくれてありがとう』

だけど。




知ってる奴から知らない奴。


後輩から先輩。


そして先生まで。




どれだけ美和って
男女問わずに好かれてるんだよ。




なんて思いながらも
気分は最高だった。




次々とあたしに話しかけてくる。




とにかく気持ちがいい!!


気分爽快だ!!