『あ~食べた!
あっイチゴパフェうまそ~』


俺はデザートのメニューを見ながら叫ぶ。


俺さ?
顔に似合わず甘党なんだよ。



『光輝~子供みたい』



みんなそう言うよ。多分。


『今度来た時食べよ~っと』


俺は今度このパフェを食べると誓い、
店を出て行った。



『これからどうする?』


俺が聞いてもマナの返答はない。


なぜなら、マナは俺の隣で真剣に携帯をしているから。



『マナ?何やってんの?メール?』



『あっうん。今日友達になった子にね』



『ふ~ん、これからどうする?』



『う~ん…今日は帰る!ちょっと課題残ってるしさ!』



『分かった~じゃあ送るよ』



『ありがとう!』


俺、マナはてっきり、
逆の事言うと思ってた。


俺は逆の事言って欲しかった。