君に冷たい目をされても、冷たい言葉を言われても、愛しいって思ってしまう俺は…何なの?


でも俺の心には、いつもマナが笑っている。


その笑顔を枯れないように、俺は毎日水をやる。


どんどん成長していくマナの笑顔。


どこまで成長するだろうか?



─ブー ブー


俺のポケットの中の携帯が震える。

同じペースで何回も。


俺は携帯を取りだし、開く。


メールだった。
メールの相手は、マナ。


《マナ》と見た瞬間、
笑顔になる。
やっぱマナが一番だ。



《学校終わったよ!
駅にいるから、迎えに来てね☆》




《分かった!》



もうすぐでマナに会える。
そう考えると時間は長く感じる。


早くしてよ…
マナに会いたい…


早く…