突然やってきた野木先生にびっくりして、
私は大パニック。
「な、な、何で先生が数学担当なんですか!?」
「何でもクソもあるか、早く席に着け。」
「で、でも・・・」
「もう時間は過ぎてんだ、さっさと授業始めるぞ。」
さっさと授業を始めようとする先生は、
自習の時とはまるで別人で、
カッコイイってかクールってゆーか・・・
全然別人みたい・・・
「え~どうも。俺の名前は野木です。」
先生は、めんどくさそうに自己紹介を始めた。
名前、
性別、
担当教科、
色々話していたが、わたしはとっくに知ってる。
そして、最後に先生はこう言った。
「これから、夏講、レギュラー授業とよろしくな。」
え・・・?
夏講は分かるけど・・・