数日後、千絵と教室でいつものようにお喋りをしていた。 「竹田さんっ。」 教室に担任の先生が勢いよく入ってきた。 「何ですかー?」 「竹田君がっ…倒れたの。今、病院に運んだから先生と行くわよ。」 私はしばらく動けなかった。 麻貴が倒れた? 朝は…いつも通りだったのに。 「真奈っ!!しっかりしてっ…。」 「千絵ー…麻貴がっ麻貴が…。」 「真奈っ!!」