怜君が麻貴に指示した。 ところでマークって? 「…何でいたの?先に学校に行ったはずじゃ…。」 私は麻貴を見て言った。 「怜に呼ばれてたから怜んちまで行ってきたんだよ。」 怜君んちってどこだっけ? とにかく助かった。 「真奈…あいつに話しかけられたら逃げるか俺らに連絡しろ。」 怜君が力強く言った。 「わ、わかった。すぐに助けにきてくれるんだよね?」