俺は今病室に居て、看護士がいる。


腕やら激痛がはしる所に全て包帯が巻かれている。





考えるうちに意識がしっかりとしたものに戻ってくる。




愛子は・・・・・・・・





!!



「愛子!オイ!愛子はどこだよ!!!」



バカだな。俺、考え整理するまで愛子が出てこなかったなんて。



彼氏失格???



「隣の304号室です」


また淡々と答えた。この冷静さには苛々するし看護しには向いてないんじゃないかって思う。




「・・・・・・・」



黙るしかなかった。



よみがえる記憶と共に愛子の必死なくい止めがフラッシュバックする。


‘嫌な予感がする’――――――・・・・。




当たったのか・・・予感。ずっと一緒に居てあたったことのなかった愛子の予感。



どうしようもないことに当たってしまった。