★愛子side
朝からとんでもないプロポーズを受けて、昼下がりには二人でカプチーノを飲んでいる。
それくらい平穏な日々が続けばいいのにって何回も思った。
けど同棲にはトラブルはつきものらしい(隣の山田さん、年齢不詳が言ってた)から不安でたまらない。
本当の事を知ってしまった私は、毎日怖くて・・・けどレンと入れるのが嬉しくて。
ブー―・・・ブ――・・・
あ・・・携帯鳴ってる。私のかな?
お皿洗いを中断し、携帯の置いてある寝室へ向かった。けどバイブレーターと同時に懐かしい曲が流れていた。
これは私、設定してないし・・・
「レン―、携帯鳴ってるよ―」
リビングのソファーで寝転んでいるレンに寝室から呼びかけた。
「まじ?誰からだよ・・」
低い声を出して面倒くさそうにむっくり起き上がる。
ふふ♪頭ボサボサ・・・・。