「そんなっ・・・・ック・・・ヒック・・・うぁっ・・・」 「ごめん・・・隠してて・・・」 泣きじゃくる愛子を見てられない。 シーツが涙色に染まっていった。 目を疑うような光景を目にして。 聞いて。 ポタポタと透明で汚れのなかった愛子の涙は今、 どうしようもなく青色にそまっているように思えた。 哀色・・・・――――――。