「・・・・何でもない。」



「変な奴」



シューーーーーッ!!



何かが抜けたような音がした。



しかもキッチンから。




「あっ!味噌汁のこと忘れてたっ」


「げっ・・・」


慣れないスリッパを履いて急いでキッチンへ。
そこには


ナベからあふれた味噌汁。
沸騰しすぎたらしい。



コンロのスイッチを勢いよく消して眺める。