「愛子さー、エプロン短くね?」



「そう?」



「うん。だいぶ短けぇって」



顔が熱くなる。



赤いの・・・バレてるかな・・。
恥ずかしさあまりに包丁を持つ手が震える。



レンはあの病室での禁忌・・・以来、Sになっちゃったみたい。



誤魔化すために急いで


「こうゆうやつの方が好きなの!」


フォローする。



レンはこんなやつ嫌いだったのかな・・・。




「べ、別に嫌とは言ってねぇじゃん」



「・・私にはそう聞こえたの~」


「ごめんて・・」



背後から抱きしめ、頭をなでてくれる。
ゆっくり、優しく。