「それは・・・・・」
「もし、そのような症状だと思われた場合はすぐに御呼び下さい」
そのあとすぐに大勢の医者を連れて、廊下を右に曲がり消えた。
いやいや・・・ありえねーよな・・・?
ショック症状?一番やばいんじゃねーの?
看護士とともに出てきた痛々しい愛子。
ベッドで寝息をたてていた。それは安らかでいつもの・・寝顔と寝息。
「目が覚めるまで約1時間かかります。病室まで運ぶので・・・」
パッとした印象を与えない女看護士は言った。しかし化粧は濃い。それだけが深く根付く。
「は・・・い。お願いします・・」