「んじゃーバイト行って来る。」

「うん。」

「家の事はお前に一任する!」

「はいはい。」

「じゃぁな。夕方には帰ってくる。」


恭汰が扉から出て行くのを見送って茶碗洗いを始めた。

茶碗洗い、床掃除、洗濯、やっと家事が終わったのはお昼前。


「あぁ、買出ししなきゃ。」


恭汰が置いていったお金。

それでご飯の買い出しをしなきゃいけなかった。


「んしょっと。」


家のすぐ近くにあるスーパーマーケットまで歩いて10分もかからない。

さっさと買って帰ってこよう。