葵「え…
ほんとなんでもないよ?」

千「嘘だね。
さっきなんて震えてたでしょ?
それに冷や汗も酷かった。
あれが大丈夫な訳ないでしょ!」

千琉はあたしの目を
しっかり見ながら言った。

千琉…

葵「…千琉。」
真「葵。
俺達だって気づいてんだよ。」
悠「…」

真啓、悠。

葵「…みんな、ごめんね。
でも本当になんでもないの。
ただちょっと昔の事
思い出しちゃっただけなの…」